AJOLでは、代理店研修会やリーダーズ・ワーク・ショップ(LWS)を催し、それらへの参加・出席を義務付けていました。多くの代理店が出席し、研修を受けているにも関わらず、消費者問題の輩出が後を絶たなかったのは何故なのでしょう?。 代理店研修・LWSとも、その内容に大差はなく、実態的には、代理店が催していた「事業説明会」やセミナーと呼ばれるものに、AJOL社員が同席して事務的な事項を伝えるだけの形....というお粗末さであったという指摘があります。 特商法の連鎖販売取引について集中的な講義を行い、法的な面からの強い教育・指導という研修は存在せず、A4用紙一枚のプリントを代理店に配布して事足りとしていた形跡もあります。 特商法の連鎖販売取引の条項や省令を引用し、実際の勧誘活動と照らし合わせて禁止事項や許可事項を具体的に研修したという話は聞いていません。 代理店登録すれば仕事が出来る....代理店登録すれば、稼げる・儲かるかもしれないという”勧誘時の気持ち”を引きずったまま、今度は勧誘する側に立ち、マルチの勉強をすることもないまま、「自分は説明できないから…」と上位代理店を連れてきて聞かせる。 「このマルチは凄い!」という気持ちだけで勧誘活動しちゃいけませんね。気持ちの面は評価しないでもないですが、勧誘行為の責任を持つという気持ちも持って頂きたい。 その勧誘に、違法性があるかどうかは、特商法を知らないと分からない。具体的な例を知らないと分からない。特商法を勉強していないと分からないのです。 勧誘の成功率を上げる勉強をした素人が仕事をしているようなものですね。その「勧誘の成功率を上げる方法」の中に、特商法違反の方法があったりするわけです。法律の面からの適性検査・研修がないのですから無理もありませんが。 「貴方の友人や知人を紹介して下さい。後は、上位代理店が面倒みます。」という感じなのですが、その上位代理店も素人に少し毛が生えた程度。このマルチのやり方(勧誘の仕方や説明の仕方)に馴染んでしまっただけの人だとしたら何をか況やでしょう。 勧誘の現場には、特商法に照らし合わせても何ら違法性のない勧誘を行える代理店を配置すべきです。そういった代理店を育て上げ、被勧誘者に迷惑を与えたり、不愉快な思いをさせないようにする。これは、統括者が主導になって行わないと出来ませんね。 プロを勧誘現場に派遣せず、素人の危なっかしい営業活動(勧誘活動)で利益を上げている統括者に不信感や不快感を持つのが当たり前です。
違法性が高ければ、被勧誘者を救済しなければならず、賠償や解約による返金に応じなければならないですよね。 金銭的な弁償を被勧誘者にする場合、被勧誘者が納めた金銭が配当前なら統括者から全額を....配当した後なら、遡って、配当した関係代理店全員から徴収して弁償するのが原則でしょう。 そういった事ができるのは統括者以外にありません。勧誘現場で何があったのか?....ということは双方の証言を照らし合わせて検討しなければならないでしょうけど、消費者問題として受け止めたなら、被勧誘者を救済するため、原状回復が原則だと思います。 言うまでもなく、責任の所在地は統括者にあるとみるべきで、100歩譲っても最終責任は統括者に帰結しなければなりません。消費者問題を実際に引き起こしたのは代理店ですが、それを見抜けなかった・許してしまった統括者にも責任はあるでしょう。 現状では、契約書や規約書で「統括者に迷惑をかけず、自らの費用と労力で消費者問題を解決する」ことを代理店に押し付けています。先ほども述べたように、素人に任せているのだから問題が起きても不思議ではありません。 その素人に、問題が起きたらその責任をおっ被せてしまう....統括者の責任は何処に?、という感じです。このマルチで一番大きな利益を得ている統括者が責任を取らないというのは一般常識に照らし合わせても不条理だと思います。次の特商法改正時には、ぜひともこの点を取り上げて頂きたいものですね。
マルチが優れているのは、各々の代理店が持つ人間関係を伝って早く商材情報が伝わる点でしょうか。商材の認知が、人の口を伝って広まっていくわけです。コマーシャルを打つ費用は掛かりませんが、先ほど述べた外注人件費が別途発生します。 商材の売上げをいち早く伸ばし、商材開発・販売費用を統括者が割と早く回収できる−−−それが期待できます。車で言えば、初速が早い原付に相当すると思います。 それと、大量に販売できなくても、そこそこ売れてしまえば利益も出ます。代理店網という市場の形成も数年という期間で大体出来上がってしまう。逆に言えば、大量販売と大型組織・長期継続には不向きな商法だと言えます。 このマルチでいうと、Uフォン(mojicoの次世代型端末機)の一般市場拡販がどこまで伸びるか?−−−というのが鍵を握っていることになります。 Uフォンの位置づけは、UUオンラインを通したコミュニケーション・ツールと通販の2本立てです。インターネットとよく比べられたりしますが、ライバルは携帯電話−−−というところでしょうか。 このマルチは、通信情報サービスというものをFAXの亜種機で行おうとしています。FAX機なので一見簡単に使えそうな気がしますが、機械の動作ののろさ・一機種しかない弱さ・一般には高額な機械・世間に嫌われるマルチ商法で広めている−−−というマイナス面があります。 通販のサービス内容についても、受発注にミス・トラブルがあっても賠償制度がないことや、Cubeでしか買えない物品の買い難さ、事務局の対応の不味さなどの報告があります。 結局のところ、出される通達文の方位を見ていると、マルチをやりたくてマルチをやっているのだと思わざるを得ないわけです。通販やコミュニケーションの活性化などは代理店次第なのかもしれません。 AJOLからUワールドに受け渡し、マルチを最初っからやり直したことから見ても、マルチを進行させることに腐心している様子が窺えます。このビジョンに乗っかるということは、マルチで一旗あげる、一旗揚げたいということ以外には無いと思われます。 そして、そのマルチが回転している間に儲けること。これが本当のビジョンなのではないかと思えてしまいます。
大体、消費者問題を取り上げて文句を言った代理店を有無を言わさず除名処分(資格抹消処分)にしたことが証明しています。いえ、消費者問題だけではありません。会社の言うことを聞かない代理店は除名処分にしてきています。 会社の言うことを聞かない−−−とは、「禁止トークを守らない」を意味するのではありません。消費者問題を取り上げてみたり、系列変更を強制したのに逆らったり、投書に掲載されたなかった事に対して抗議してみたり、説明会で説明していることに不実告知があったことを事務局にチクってみたり…。 消センに苦情を申し立て、勧誘した代理店と会社側と消センと被勧誘者の四者面談で会社側が悪態をついたという報告もあり、とてもじゃないけど消費者問題を真っ向から取り上げて解決しようとしたり、消費者問題の発生予防にあらゆる手立てを尽くしているとは思えないのですよね。 それと、代理店向けに出していると思われる数々の通達文。あれって、代理店に読んでもらい、本当に守ってもらいたいのか?−−−と思いました。 青田社長(AJOL社、当時)によると、代理店に読んでもらうために出しているのでは無いとのこと。そういうことなら、あれは無意味ですよね。誰に向けて発しているんでしょうね。
「そこまで言わなくても…」と思われるかもしれないが、特商法違反を通り越して犯罪に限りなく近い行為をしてしまう(しまった)代理店がいる組織に入会するのですからね。 マルチ商法の金儲けの部分を出汁に使って詐欺的行為を働いたり、友人・知人を脅かして入会させたり、嘘八百を並べ立てて”確実に儲かる話”と思いこませて入会を働きかける代理店がいる組織に加盟するのですから、それぐらいに思ってくれなきゃ困りますね。 「そりゃ、一部の代理店だけで、ほとんどの代理店は真面目。」と主張するのは間違ってはいないと思うけど、犯罪に近いことを行っている者がいる会社をわざわざ選んで入社する(した)ようなものですから、よくよく考えるべきじゃないですかね。 既に述べたように、問題があっても表面化し難い体質を擁しているマルチ商法です。ブラインド勧誘や不実告知、断定的判断材料の提供や誇大表現、不確かで根拠が乏しい....あるいは根拠のない情報の提供、会社が禁止したトークの使用等、パートやアルバイトでは問題さえ起きようがないことが、マルチでは起こっています。 そういった問題を抱えるマルチに勧誘する−−−という行為そのものが是か非かということを考えねばならないでしょう。「暴力団に入団する(させる)」ぐらいの気構え−−−といったのは、そういう理由からです。 マルチ商法も商材の普及を目指しているという点では、流通・販売方法の一手段だと思います。この辺のことを深く考えずに加盟・入会してしまう人がいます。そして勧誘活動を始めてしまう。 金を得るためだけの手段として、マルチに加盟するから問題を起こしてしまう構図もあると思います。金が欲しいなら、パートでもバイトでもすれば良いのです。マルチでなければいけない理由を考えているか?−−−ということです。 それは、マルチが人のつながりを伝って広まる....人脈を頼りとして流通網を形成していく、マルチの組織を形取っていく....ということを、どこまで深く考えているか?_ということです。 商材が持つ機能、性能、サービス等々を商材力というなら、商材力が流通網を形成していくのではないということです。その証拠に、そこら辺を歩いている人を捕まえて、マルチの勧誘は出来ないでしょ?。 本当に良い商材、一般に普及するであろう商材なら、人のつながりなどアテにしなくても普及していくものです。人間関係に頼り切らなければ広めることができない商材には、一般に普及する潜在力は無いと言っても過言ではないでしょう。 だからこそ、「これを売る側に回れば仕事になる」、「〜お金になる」という付加価値を付けなければならないのです。そうしなければ、伝わって行かない。 自分の友人・知人を自分のお客として迎え入れ、商材で満足させることが出来るか?。代理店として迎え入れるしか術がないのであれば、商材力で仕事をしているのではなく、人間関係を出汁にして商材を買わせている悪徳マルチだと思います。 このマルチで言えば、Uフォンを25万円で売り出した時、果たして売れるか?_ということを考えて頂ければ良いのです。どのみち、代理店契約の為の費用はゼロです。仮に、一般に売り出すことになった時、Uフォンは25万円ですからね。 代理店、一事業主になるということは、消費者として会社に文句(苦情)が言えなくなるということです。文句を言ったり、逆らえば、代理店資格を失うことになりかねません。でもね、もともと無料で手に入れた代理店資格です。 失っても一銭の損もありません。それを25万円(あるいはそれ以上)の損をすると思っているなら、それは、Uフォンが欲しくて買ったのではなく、代理店の資格が欲しくてUフォンを買った(買わされた)のです。 代理店報酬、つまり、配当が欲しいために出資した−−−配当目的でUフォンを買ったに他なりません。こういう場合、代理店契約による報酬を得る権利が欲しいために、お金を出したことになります。 これを「商取引を仮装したネズミ講」といいます。マルチの商取引にこのような構造が見えたら、決して手を出してはいけません。 こういうマルチは、自分の人脈を切り売りしてお金に換えただけでなく、自分が勧誘したダウンにも同じ状況を作り出します。「不幸になるなら自分だけでよい」では済みません。「自己責任」という言葉で片づけられるほど安易な問題ではないのです。 悪魔に魂を売ってでも金を手に入れなきゃならない人は別ですが、そうでなければ、マルチ商法に近づかない、関わらないのが身のためということです。
で、私がクドクド言わなくても、『悪徳商法マニアックス』のBBSで、「ものつくり屋」氏が明快に短い文で説明されていました。とある相談者に対して付けたレスの中で述べられています。 URL:http://beyond.2log.net/akutoku/bbs/qa/140789 リンク切れの場合 また、マルチのシステムが何故に欠陥システムなのかも簡単に解説してくれています。仕事をし、幾ばくかのお金を稼ぐということが如何に難しいことなのか....厳しい言葉ですが耳を傾けなければならないでしょう。 URL:http://beyond.2log.net/akutoku/bbs/qa/140828 リンク切れの場合 ついでに、このレスが付いているツリーのURLも貼っておきます。ツリーのURLは、過去ログに入ると変わりますが、全体の話の内容を追いかけて読むとなお良く理解できると思います。 ツリーのURL:http://beyond.2log.net/akutoku/bbs/qa/140759.html 私自身、このマルチに出会うまでマルチってものを知りませんでした。知らないから、友人の誘いにつられて入会してしまい、その中に身を置いて、ある程度、マルチの毒に漬かることになったわけです。 その目を覚まさせてくれたのはマルチではありませんでした。幸いだったのは、MCの感染度が軽微であったことでしょうか。以後、このマルチのことを自分なりに研究し、1つの確固たる結論を自身で導き出しました。裁判まですることになりましたが…。 結構辛い道でした。出来るなら、もうこんなマルチに関わることなど止めてしまいたいぐらい今でも辛いです。自分自身としては、もうマルチから離れ、勧誘の話さえ来ない生活環境です。このWebサイトを閉鎖すれば、完全にマルチから手を引けます。 しかし、世の中には、このマルチに出会い、あるいはこれから出会うであろう人たちが、まだ沢山居ると思います。その人たちのために、Webを通じて情報の発信を続け、警鐘を鳴らす・・・今の私に出来ることといえばこれ位のことしかありません。 願わくば、このサイトのどこかの1ページが目に止まり、(この)マルチに入会することを思い留まる人が一人でも多くなることを祈って止みません。可能であるなら、このマルチから「すべてのマルチに警鐘を鳴らす」ことの出来る考えを身に付けてもらえたら・・・と思っています。 そして、残念ながら既に、友人・親友や家族の人がこのマルチに漬かってしまい、苦しみのどん底で喘いでいる方が居ましたら、このマルチの終焉まで付き合いたいと思っています。それが、元代理店としてのせめてもの責務かと考えています。 狭い路地裏の道を暴走してくる車に気を付けましょう。怪我をするのは貴方です。 【2006.Feb.8】 |